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秋に月見をする理由、なぜ春ではないのか?団子が丸くないのは?

投稿日:2017年6月15日 更新日:

お月見団子 写真AC APSさん

秋の夜長といえば「お月見」ですね。

しかし、もともと1ヶ月というのは月の満ち欠けで数えていて、1年のうちに満月は10回以上あるワケです。

ということは、秋だけではなく、他の季節にも満月はあるはずなのに、どうして秋だけ特別にお月見をするのでしょうか?

気になって調べてみましたので、ご報告と紹介を兼ねて、今回は記事にまとめていきます。

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秋に月見をするのはなぜ?

秋に月見をする理由を考える前に、そもそも「お月見」とはどういう行事なのかについて考えていきましょう。

旧暦の8月15日のことを「中秋の名月」と呼び、この満月の日に、月見団子をお供えして、月を眺めながら過ごす。私のお月見に対するイメージはこんな感じでした。旧暦の8月15日は新暦では大体9月中旬として扱われていますね。

このお月見は、もともとは秋の収穫祭の一種だったそうです。

縄文時代にはまだ稲作はあまり広まっておらず、里芋などの芋類が捧げられていたようです。

古くから日本で親しまれてきた神道では、春には神様に豊作をお願いして、秋には収穫の感謝をお祈りしていました。八百万の神様というように、水源や大樹、岩石地帯や草木の成長が良い土地などあらゆるものを神様として信仰していたので、暗い夜間を照らしてくれる月も、神様の一種としてお祀りしていたのでしょう。

今でも水の神様には酒、太陽の神様には黄金色の稲といったように、関連性のあるものを捧げる風習があるように、月の神様には、丸かったり楕円形だったりして月によく似た芋を捧げるようになったのです。

お月見に団子をお供えする由来

では、お月見に団子をお供えするようになったのは、どういう理由があるのでしょうか?

日本に稲作が普及し始めたのは弥生時代になってからのことです。そして、米が一般庶民でも満足に食べることができるようになったのは江戸時代まで時代が進んでからのことです。

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江戸時代よりも前には、白米を食べることができるのは貴族だけだったので、白米やもち米をついて餅として食べることも、とても贅沢なことだったワケです。

しかし、江戸時代になると物流や精米の技術が進化し、江戸の都では普通の生活ができる方なら、誰でも白米をお腹いっぱい食べることができました。

このおかげで、江戸時代にはお月見のお供え物が芋ではなく、調理が簡単で、食べやすく、保存もきく米粉を使った団子になったのです。

ちなみに、お月見のうさぎの話は、比較的最近伝わったものらしいです。

【月のうさぎ伝説】

疲れ果てて食べ物を乞う老人のために、うさぎは食べ物を探すのですが、一生懸命頑張っても見つけることができませんでした。そこでうさぎは「私を食べてください」と言って、老人が当たっていた焚き火の中に飛び込んでしまうのです。

とある神様が、このうさぎの行いを「素晴らしく皆はお手本にすべき」と、月にうさぎを蘇らせてくれる。というようなお話です。

私の覚えている月うさぎ伝説の話は、子供の頃に道徳の授業で教えてもらった知識ですので、所々原文と異なっていると思います。

こちらについては、月うさぎ伝説のもともとのお話や、色々な国で月の模様をどう解釈しているかを、わかりやすくまとめている記事がありましたので、参考に紹介しておきますね。私の覚えていた月うさぎ伝説も間違いではないようですが、どうやら全体の一部分だけだったみたいです(苦笑)

『参考記事』お月見のうさぎの由来は?なぜ餅つきをしているの? Today’s Trend News様より

秋といえば月見の理由

最後は、満月は毎月あり、秋だけではなくて春にも豊作を願う儀式があったりするのに、どうして秋だけがお月見の時期とされているのか?について紹介していきます。

まずは各季節についてまとめてみましょう。

【四季の月について】
春 気温も湿度も良好
夏 湿度が高く景色がぼやけて見えやすい
秋 気温も湿度も良好
冬 月は綺麗だが、気温が低く月見には不向き

こう見ると、春でも秋でも違いが無さそうですが、春には春一番などの季節風が強く吹きます。季節風で舞い上げられた砂埃などの影響で春は秋よりも景色がぼやけて見えやすいです。こういった理由から、月見に最も適しているのは秋ということになります。

これは私の予想になりますが、「中秋の名月」などの月を愛でる風習は中国から伝わってきたものです。中国では季節風の影響で、春には砂漠の砂が空を覆ってしまいます。そのため、春ではなく秋が、月が綺麗な時期として有名になったのかもしれません。

まとめ

この記事では、秋にお月見をする理由について紹介しました。

秋のお月見の由来は、神道の収穫祭が元になっているようです。お月見の月見団子がまん丸ではないのは、古来に捧げられていた芋に似せているためです。

世界でも同じように月を愛でる習慣があり、インドの教えの中から「月うさぎの伝説」が、中国の文化から「中秋の名月」が伝わり、お月見の風習と混ざり合って伝えられるようになったようです。

食べ物への感謝、うさぎの自己犠牲の精神への敬意、そして、秋の綺麗な月を美しいと思う心。どれも素晴らしいことなので大切にしていきたいですね。

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