寒くなってきたり、空気が乾燥してくると、かかりやすい風邪。
咳、鼻水、熱、どれも軽傷ならばどうということはないですが、症状がひどくなるとツライものです。
風邪予防は大きく分けて2つです。
・侵入してくる菌を「防ぐ」
・体内に侵入した菌を「倒す」
この記事では、風邪の予防に効果的な「うがい」の方法について紹介します。さらに、体を温めると体内の菌が風邪菌を倒しやすくなるので、体を温める生姜を美味しく飲む方法や、体の免疫力を高めるための方法について紹介していきます。
1章:風邪のうがいにはお茶や紅茶が効果的
2章:風邪には生姜湯とはちみつを混ぜると良い
3章:風邪にならないように免疫力を高めるには?
風邪のうがいにはお茶や紅茶が効果的
風邪の予防といえば「手洗い」「うがい」が定番ですね。
手洗いのほうは石けんなどの洗剤がありますが、うがいでは石けんなどは使えませんね(笑)
しかし、いつもより咳をしている人が多かったりすると、ただのうがいだけでは心もとないですよね。
そこでおすすめなのが「緑茶」や「紅茶」を使ったうがいです。
緑茶や紅茶によるうがい
緑茶や紅茶に含まれているカテキンには殺菌効果があります。
そのため、普通の水よりも風邪菌を倒してくれる効果があるため、喉に「風邪菌が居そうだな」と感じたら、水よりもお茶などを使ったほうが良いでしょう。
1.100mlほどのお湯にティーバッグを入れて5分以上抽出します。
2.濃い目に作ったお茶を、水で体温ほどに薄めてうがい液にします。
(37〜38度くらいがおすすめです)
3.1口目では、口をゆすぐようにします。
4.それ以降はガラガラと喉をゆすぐようにします。
1回目のうがいからガラガラと喉をゆすいでしまうと、口の中にいた風邪菌を喉のほうへと運んでしまうので気をつけましょう。
お茶や紅茶は、使用済みのお茶っ葉やティーバッグでも大丈夫です。
朝飲んだものなどがあれば乾かしてとっておいたり、使用済みのお茶っ葉やティーバッグで、うがい液をあらかじめ作っておいて、温めてから使用するのもおすすめです。
風邪には生姜湯とはちみつを混ぜると良い
さて、うがいをしっかりしても、喉に違和感を感じたのであれば、体内に風邪菌が入って増殖しているかもしれません。
「うがいはしたけれど、まだ喉に違和感がある」といった感じがあれば要注意です。
こういう風邪の引き始めには、きちんとした対応をしたほうが良いです。
体内で風邪の菌が増殖してしまえば、咳や鼻水が止まらなくなったり、熱が出てフラついてしまうこともありますし、一度増えてしまった菌を倒すのは大変なので、治るまでに時間もかかります。
しかし、初期で増えはじめたばかりならば、治すための状況さえ作れば、すぐに風邪菌を退治することができるのです。
風邪菌を倒すためには体温を上げるのが効果的です。
体温を上げる方法をいえば、
・暖かい布団で眠る
・厚着をする
・温かいものを飲む
・運動をする
と色々ありますが、どこでも、体力が減っているときにも、できるし便利なものは「温かいものを飲む」ですね。
ただ温かいものを飲むだけでも良いのですが、個人的には「生姜」がおすすめです。
生姜は古来より風邪薬として用いられてきた食べ物で、血流を良くして体温を上昇させてくれる効果があります。食べたり飲んだりすることで体がポカポカと温まるため、風邪を引く前から定期的に摂取することで、とてもよい風邪予防にもなります。
さらに、生姜湯と相性の良いものが「はちみつ」です。はちみつは甘くて美味しいだけではなく栄養豊富な食べ物です。生姜紅茶との相性も良く、甘味を足したい場合には砂糖よりもはちみつの方がおすすめです。ビタミンやミネラルが十分に足りていれば、糖質は熱を生み出すために効果的な栄養なので必要に合わせて取り入れるのも良いでしょう。
前の章でも紹介した、うがいに効果的な紅茶に、生姜とはちみつをプラスすれば鬼に金棒で「はちみつ生姜紅茶」の完成です!
1.紅茶を煎れる
2.生姜をすりおろして入れる
3.お好みに合わせてはちみつを入れる
風邪にならないように免疫力を高めるには?
風邪菌の侵入を防いでくれるのは、体内の免疫機能です。
例えば、喉はバイ菌を吐き出すために咳やくしゃみをしたりと、体内には様々な免疫機能があるのです。
免疫力が低下すると、これらの機能の働きが弱くなってしまうので、どんなにうがいや手洗いを気をつけていても風邪を引いてしまうことがあります。
免疫力を高めるには、
・栄養をしっかりとる
・ストレスをため過ぎない
栄養はとても大切です。
ヨーグルトや卵、肉や野菜などをバランスよくとりましょう。寒気を感じたりするときは要注意です。
過度のストレスは、体のホルモンバランスを乱れさせて、体調を崩す原因です。
適度な気分転換やリラックスタイムを作るようにしましょう。ただし、運動や睡眠をするときには、体を冷やし過ぎないように気をつけましょう。
まとめ
風邪予防は大きく分けて2つです。
・侵入してくる菌を「防ぐ」
・体内に侵入した菌を「倒す」
風邪の菌を防ぐのに個人的におすすめなものは、緑茶や紅茶によるうがいです。
1.100mlほどのお湯にティーバッグを入れて5分以上抽出します。
2.濃い目に作ったお茶を、水で体温ほどに薄めてうがい液にします。
(37~38度くらいがおすすめです)
3.1口目では、口をゆすぐようにします。
4.それ以降はガラガラと喉をゆすぐようにします。
体内に侵入してしまった菌を倒したり、免疫力を高めて風邪を予防するには、個人的にはちみつ生姜紅茶がおすすめです。
1.紅茶を煎れる
2.生姜をすりおろして入れる
3.お好みに合わせてはちみつを入れる
これらで「ちっとも改善しない」という時には、早めにお医者様に診てもらったほうが良いでしょう。