どんなに躾けようとしても、ちっとも落ち着かない子供っていますよね。
その反対に、何も言わずとも落ち着いているというか、妙に冷めているというか、覇気のない子供もいますよね。
何も子供に限ったことではないのですが、これらの性格的なものと思われているものが、普段の生活によって左右されているとしたらどうでしょうか?
この記事では、いつも何気なくしている食事が、性格に与える影響について紹介していきます。
1章:子供の落ち着きがないのは食べ物のせいかも?!
2章:子供の落ち着きがない原因について
3章:精神の落ち着く食べ物
子供の落ち着きがないのは食べ物のせいかも?!
落ち着きのない子供たちに多い共通点の一つに「甘いものをよく食べている」というものがあります。
・お菓子
・果物
・ジュース
・ご飯やパン
単純にわがままで、独り占めしたり、駄々をこねて買ってもらっていると思いがちですが、実は思い過ごしではありません。
・落ち着きがない
・イタズラ好き
・わがまま
・言うことを聞かない
・視野がせまい
こういった特徴の原因の一つは糖質のとり過ぎです。
子供の落ち着きがない原因について
糖質は効率よく熱を生み出せるエネルギー源です。
砂糖をはじめとした甘いものに多いため、甘いものを食べると人間は元気になります。
普段から元気に活動している人や、部活動などを頑張っている子供、頭を働かせて一生懸命に勉強をしている子供、こういった人々にはご飯をたくさん食べるイメージがありますよね。
彼らはエネルギーをガンガン使っているため、不足した分や次の活動のための蓄えが必要で、すごく食欲が湧くのです。
目的があって活動していて、そのために糖質をしっかりと摂ることは素晴らしいことです。
しかしながら、甘いものはとても美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうことが多いですよね。たいしてエネルギーが必要でもない人が糖質をとり過ぎてしまうと、問題が起こります。
体内で余ってしまった栄養素を排出するためにも内臓は働かなくてはならないため、体はエネルギーを使い切ろうとするのです。
そのため、エネルギーをとり過ぎている子供などは「落ち着きなさい」と言われてもなかなか落ち着けなかったりするのです。
こういった子供の中には、無駄にアクティブなくせに気が進まないことには「面倒臭い」とか「疲れた」と、すぐに根をあげる人が少なくありません。
エネルギーが余っているのに嫌だから嘘をついていると思われがちですが、意外にも本心だったりします。
糖質をエネルギーとして代謝するには、他にもビタミンB1やカルシウムといった栄養素が必要です。
ビタミンB1が不足すると怠さや疲れを感じやすくなるため、好きなことでは気がつかなかった疲れを感じて「疲れた、やりたくない」なんて言い出してしまうのです。
ほかにも、わがままな子供もカルシウム不足からイライラしやすくなっているのが原因だったりします。
精神の落ち着く食べ物
これらの原因が糖質の場合には、単純に糖質を減らすことで改善してくれます。
ただ、糖質だけを大幅に減らしてしまうと、糖質を求めて怒り狂うこともあるため、エネルギーとなる食べものをある程度意識して摂るようにすると良いでしょう。
おすすめしたい食べものは、肉と野菜です。
肉にはエネルギーにもなるたんぱく質のほかに、ビタミンB1などの栄養素が含まれているものが多いです。
怠さがなくなり素直に行動するようになるにつれて、人とぶつかることが少なくなり、自然と精神が落ち着いてきます。
野菜にはビタミンやミネラルが豊富なため、カルシウム不足を改善してイライラを落ち着けてくれます。
さらに、食物繊維には肉の食べ過ぎによる腸内環境の悪化を防いでくれる働きもあるため、野菜は肉類との相性がとても良いです。
糖質を減らしつつ、肉や野菜を増やしていくことで、栄養のバランスが良くなります。
まとめ
子供などが、
・落ち着きがないのは、エネルギーが余っているから
・いうことを聞かないのは、ビタミンB1不足の気だるさ
・わがままなのは、カルシウム不足
どれも原因は糖質のとり過ぎです。
・お菓子
・果物
・ジュース
・ご飯やパン
甘いものを食べ過ぎないようにしつつ、肉や魚、野菜を多く食べると効果的です。