年末や親族関係の集まりがあったりするたびに「大変だな」と感じるのが大掃除です。
特にものが捨てられない、ついつい溜まってしまう、という人は私を含め意外と多いのではないでしょうか?
この記事を読みに来てくれた人も、大掃除でものが多すぎて困っているかもしれませんね。
そこで、この記事では私のとっておきの方法を紹介していきます。
1章:年末の大掃除で物の収納に困ったときは?
2章:大掃除に役立つ隠す収納グッズ
3章:大掃除の収納術のコツ
年末の大掃除で物の収納に困ったときは?
大掃除には「すぐ終わるじゃん」と「何日かかるか分からない」という意見があるのを知っていますか?
日頃から掃除が行きとどいていて、床や机の上にものが散乱していない人の場合には、普段できないような窓掃除や床へのワックスがけなどだけのため、すぐに終わるのです。
しかし、ついつい机のや床の上がもので溢れかえってしまう人の場合には違います。
1.余分なものの仕分け
2.散らかったものの片付け
3.床や机のホコリなどの掃除
これらの掃除をしてからやっと、普段できないような掃除に取りかかれるのです。
普段から掃除をしていない分、いろいろなものにホコリが纏わり付いているので、仕分けや片付けも「ホコリ掃除」がプラスされているのも、掃除が大変になってしまう要因ですね。
(きちんと散らかさないようにしている人には分からないかもしれませんが、、、)
最近流行っている「断捨離」は、ものの総数が減ることで、ものが溢れかえってしまうこともなくなります。
しかし、これは思ったよりも難しいことなのです。
テレビなどのゴミ屋敷を綺麗する番組で、本人も「綺麗になって嬉しい、ものやゴミをもう溜め込みません」と言っていたのに、半年後に再びインタビューを受けると、またもやゴミ屋敷になりかけていたりしますよね。
本人もわざと散らかしているワケではなく、努力の痕跡がチラホラあるのですが、余分なもので溢れかえってしまうのです。
こういった人たちの共通点は ものを持ち過ぎていること です。
「いつか必要になるかもしれない」
「よく無くしてしまうから、いくつも持っている」
「あれもこれも欲しくなって、つい買ってしまう」
「もらったものだから、捨てるに捨てられない」
こういった言葉、口癖になっていませんか?
あなた自身が片付けられない場合や、周りの片付けられない人、思い浮かべてみるとチラホラ心当たりがあると思います。
ものの持ち過ぎを防ぐ方法は、大きく分けて2つあります。
・ものをいくつも買ったりしないこと
・使わないものは残さないこと
この2つは色々な断捨離本などに紹介されているため「意識したことならある」という人も多いでしょうが、なかなかうまくできない人もいることと思います。
私も、ものを溜めてしまいがちな方なので、断捨離がうまくいかない気持ちはよく分かります。
そんなものの溜まりがちな人にオススメな片付け方法があります。以降の章では、私がよく利用している片付け方法の中でも、特にオススメの方法を紹介していきます。
大掃除に役立つ隠す収納グッズ
収納グッズはいろいろとありますが、使い方を覚えてからとっても重宝しているのは「箱」です。
机や台などの下に、ものを入れた箱をしまって、その机などに布をかけて隠してしまいます。これにより「おしゃれな台」兼「収納スペース」にすることができます。
【箱収納の方法】
1.片付けたいものを箱にしまう
2.箱を机や台の下にしまう
3.台の上から布をかけて箱を隠す
4.布を敷いた台として利用する
箱にしまうときに意識することは
・ジャンル別にしまうこと
・よく使うものは1つの箱にまとめること
「よく使うものの箱」だけは机の上や、よく居るところの近くに置くと、その箱を開けるだけでたいていの用事を済ませられます。
よく使うものまでジャンル別の箱にしまってしまうと「あの箱だっけ?この箱だっけ?」と、あれこれ引っ張り出して散らかしてしまう原因になるので、よく注意しましょう。
いくつもあるジャンル別の箱も、机や台の下にしまって、布で隠してしまえばスッキリして見えます。
押入れやタンス、箱を使ってもしまいきれないほど色々なものが溢れているときには、これらのスペースに収まる程度に減らすようにしましょう。
押入れやタンスなどの収納スペースに収まる量しか買わない。ついつい溢れてしまったものを緊急避難させるときに、この箱と布で隠す収納を利用します。
大掃除の収納術のコツ
この章では、先ほど紹介した収納術についての注意したいことや、コツについて紹介していきます。
・片付けた物の整理
・箱の材質や準備について
ものの整理
箱にしまって、布で隠してしまうこの収納術ですが、机などの下のスペースには限りがあります。
そのため、この収納術に頼りきってしまってはいけません。
一定期間にわたり開けていない箱や、数年開けていないタンスや押入れの中身は、思い切って捨ててしまうと良いでしょう。
箱にしまって隠す収納は、あくまでも時間と収納スペースがないときの応急措置です。
箱の材質
箱は多くの人が持っていると思いますが、デザインが凝っているものは綺麗にしづらかったり、かさばったりするので気を付けましょう。
シンプルなもので、長方形や四角いものがおすすめです。
ただし、ダンボールは保存向きではありません。ダンボールは紙からできているため、長期間放置すると湿気を吸って柔らかくなってしまいます。すると虫が湧いてしまう原因にもなりかねないので気を付けましょう。
湿気やすい場所にはプラスチック、普通の部屋などには缶の箱がおすすめです。
箱の準備
真四角、縦長、横長というふうに、いくつかの形に分けたらマトリョーシカのようにすることで、箱をストックしておけます。
お菓子の箱などで使えそうなものがあれば、いくつかとっておくと良いでしょう。
ただ「使えるかもしれない」と思ってとっておくと、邪魔になりかねません。
机下のスペースに丁度いいとか、近日中に必要になる場合以外には、マトリョーシカ状態にしている箱以外を残さないように、気持ちを割り切りましょう。
まとめ
掃除が大変、片付けられない、といった原因の一つは「ものを持ち過ぎていること」です。
断捨離をするのが苦手な人には、机などの台や布と、箱を利用した簡易的な「隠す収納」がおすすめです。
【箱収納の方法】
1.片付けたいものを箱にしまう
2.箱を机や台の下にしまう
3.台の上から布をかけて箱を隠す
4.布を敷いた台として利用する